就活と留学(3)
3.協調性
アピールの仕方を一歩間違えると留学生は日本の企業では「協調性」に欠けると敬遠される場合があります。逆に、海外生活では協調性のない人に会う機会も多いので、それを反面教師に協調性について学べるでしょう。グループディスカッションなどで協調性は顕著に現れ、個人面接でも突っ込んだ質問ですぐに見抜かれます。協調性=周りに流される、イエスマンでは自分の意見がないと判断されます。主体性を持った上で、和を尊び仲間と助け合い目標を達成できるか、気配りをできるかということが大切です。
4.チャレンジ精神
「学生時代や今までの人生であなたのチャレンジしたことを教えてください。」というチャレンジ精神を問う質問は、エントリーシートでも面接でもよく聞かれます。留学生にとって絶好のアピールの機会です。留学中にチャレンジする機会はいくらでもあるのでネタに困ることはありません。困難を歓迎し、逆境を前向きに乗り越えて帰国しましょう。日本では経験できないインパクトのあるエピソードも作れるでしょう。
日本経団連:新卒採用(2010年3月卒業者)に関するアンケート調査結果より引用
以上のポイントをいかに面接官のハートに響くように伝えるかが内定の合否の鍵を握っています。
最後に就活とTOEICと英語力についてお話します。